12/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜新繁殖導入〜
 雪の季節がやってきました。今月は米国から2頭の繁殖牝馬がやってきます。1頭はゼニヤッタの18連勝がかかったGIで逃げて最後クビ差まで粘り、ファンをヒヤヒヤさせつつも魅了したリンターバル Rinterval(Unbridled's Song♂を受胎)。もう1頭は先月のキーンランド・ノベンバーセールで購入した新繁殖です。さあ、どんな馬でしょう? こぼれ話をご覧下さい。
11/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜再びレキシントンへ〜
 1歳馬全頭の馴致が終わりました。進度の早い組は2歳馬の後について馬場を回っています。先輩に必死についていく姿が初々しいです。馴致が終わると今度は、国内外の種馬場から種付料の発表があったり、海外の繁殖セリが続いたりと、一気に次の繁殖シーズンを見据えたモードに突入します。
こぼれ話をご覧下さい。
10/16 こぼれ話更新
 牧場のこぼれ話、久々の更新です。
10/3  "Best Luck" by 飯田正剛
〜米国競馬史探訪〜
 米国の種馬場を訪ねると、どの牧場にもその牧場の礎となった偉大な名馬たちを称える石碑や像があります。その成功に辿り着くまでどれだけの試行錯誤と努力があったのか、先人の刻んだ歴史の重みを感じずにはいられません。またその陰で競馬史を支えてきた1頭1頭にも思いを馳せて、より一層の精進を誓いました。
こぼれ話をご覧下さい。
9/26 10月の"Best Luck"は3日に更新
 毎月1日更新の "Best Luck" by 飯田正剛。
 10月は3日に更新致します。
9/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜1歳馬たちも始動〜
 デビューを控え1日1日が真剣勝負の2歳馬に、完成された競走馬の貫禄を見せる休養馬。いつもはそんな気迫あふれる馬場に、打って変わって初々しい雰囲気が漂う時間があります。初めて馬場入りする1歳馬の登場です。騎乗者の指示に従って一生懸命に課題をこなそうとする姿は本当にかわいいもので、頑張ってくれよと温かい眼差しを送りたくなりますが、それは端から見ての話。実際のところ、1歳馬の馴致は格闘技です!?
こぼれ話をご覧下さい。
8/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜追悼 Unbridled's Song〜
 改めましてセレクトセール、セレクションセールにご参加下さいました皆様に感謝申し上げます。いつも支援して下さるオーナーの他、新たなご縁もあれば、思い出話がきっかけで30年ぶりに当場の馬を買って下さった方もいました。毎年のことながら、ありがたい気持ちで一杯です。
 セレクトセールに持込の産駒を上場した種牡馬Unbridled’s Songが、先月末に急逝しました。当場の米国での活動を支えてくれた同馬を偲びつつ、今月は私が注目している種牡馬についてお話し致します。
こぼれ話をご覧下さい。
7/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜セレクト上場紹介第2弾〜
 あっという間に7月。セレクトセールが目前に迫ってきました。1日現在の週間予報は今週木曜日から1歳セリの月曜日まで「曇時々雨」となっていますが、当日は雨にも負けない良馬たちをお見せしたいと思います。
こぼれ話をご覧下さい。
6/17  2011産駒 馬名募集開始
 今年も2歳の馬名を募集致します。詳しくはこちら
6/13  セレクトセール上場馬 動画配信
 「セレクトセール上場馬のご案内」からどうぞ。
6/12  セレクトセール上場馬
 上場馬1歳10頭、当歳8頭の詳細を掲載しました。
6/6  セレクトセール関連予定
 天候に恵まれ、昨日無事にウォーキング動画の撮影を終えました。当場の上場馬カタログは12日より皆様に発送の予定です。HP上での動画の公開は15日以降を、DVDの発送は24日以降を予定しております。購買馬のご検討にご活用下さい。
6/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜Unbridled系にご注目〜
 先月の千葉と札幌で行われたトレーニングセールでは、たくさんのお声掛けを頂きまして、誠にありがとうございました。汗ばむ陽気と肌寒さが同居する北海道、いよいよ季節はセレクトセールへと向かいます。当場からは1歳10頭、当歳8頭が上場します。全ラインナップはこちら。今回はその中から、日本の競馬と相性抜群のUnbridled系の上場馬をご紹介します。
こぼれ話をご覧下さい。
5/13  復活!ホエールキャプチャ
 12日のヴィクトリアマイル(G1)は、昨年の覇者でありながら、以降の5戦連続2桁着順に人気を落としていたホエールキャプチャが、直線は「目覚め」という言葉が相応しい切れ味で堂々の2着。ゴール板前の首の上げ下げだけというわずか12cm差で負けたものの、強さが印象に残りました。再び火のついた闘志が、今後もターフを沸かせてくれることを期待しています。
5/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜今月は千葉トレーニングセール〜
 トレーニングセールの第1弾JRAブリーズアップセールが先月23日に行われました。名物ともいえる新規馬主対象のセッションも盛況だったようです。セリの醍醐味は人との出会い。当場も昨年の千葉トレーニングセールではたくさんのご縁に恵まれました。馬に、人に、出会いに感謝。本当に大切にしたいご縁です。
こぼれ話をご覧下さい。
4/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜11週連続の次へ〜
 4月。いよいよクラシック戦線が佳境に入ります。1月から3月まで積み重ねてきた11週連続勝利の記録もここで仕切りなおし。第1週目は桜花賞です。同時に、オークスに照準を合わせた馬たちの負けられない戦いも本格化。さあ、当場も負けていられません。 こぼれ話をご覧下さい。
3/25  バーディバーディ、マーチS(G3) 惜しいハナ差2着!
 58kgを背負って軽快に飛ばしたバーディバーディ。最後はグランドシチーの猛追に僅差で敗れましたが、力を見せてくれました。バーディバーディを差した相沢郁調教師は麻布獣医大学の後輩。前日の利根川特別では単勝1.7倍のヒラボクマジックがハナ差、差されました が、こちらも後輩・大竹正博調教師。差した後輩、差された後輩、先輩の私は差されまくりです・・・。それでもバーディバーディの全弟バーディーイーグルが勝って、今年20勝目。1月第2週から11週連続の勝利を記録しています。
3/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜みんな年とったなあ〜
 追い日が木曜日だった頃はよくトレセンに行きました。追い切りを見てから千葉の牧場に入り、土日は競馬場へ。水曜追い切りが定番になってからは、週の半ばから北海道の牧場を空けるわけにもいかず、専らグリーンチャンネルのお世話になっています。それが先日、美浦と栗東の両トレセンに行ってきました。かなりのご無沙汰でしたが、行ってよかった!の一言。 こぼれ話をご覧下さい。
2/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜母 飯田政子〜
 ほぼ毎週、生活の拠点である北海道牧場と、母のいる千葉牧場を往復していますが、どちらに帰るときも「ただいま」と言えるのは、母が存命であるおかげ。86歳と年も年なので心配ですが、母からすると「あんたのほうが心配だよ!」かもしれません。いくつになっても子は子なんですね。そんな母への親孝行は、年に一度の家族そろってのお正月中山競馬場ツアーです。でも一番の孝行は、競馬で勝つこと、ですよね! こぼれ話をご覧下さい。
1/14  2013年出産予定
本年の出産予定一覧を掲載しました。
1/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜馬産地の応援団長〜
 謹んで新年のお慶びを申し上げます。年の瀬の風雪が去り、今日の予報は快晴。元旦もいつも通り早朝から厩舎に出ていくスタッフたちは、馬とともに初日の出を迎えました。それぞれの新年の抱負を早速今日から実践、実現していって欲しいと思います。
 さて、5年目を迎えました私のコラムは、年の初めにふさわしいビッグゲストにご登場頂きました。馬産業と馬産地の振興に取り組んで下さっている橋本聖子参議院議員です。 こぼれ話をご覧下さい。

2013
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2012

12/31 今年も1年ありがとうございました
 おかげさまで、今年も無事に大晦日を迎えることができました。日頃より支援して下さっているオーナーの皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。さて、2012年最後のこぼれ話は年末恒例の忘年会&餅つき大会です。どうぞお楽しみ下さい。
12/1 連載 "Best Luck" by 飯田正剛
〜メンコはブルーに赤い
 昨日、朝から降りはじめた雪で、牧場はあっという間に一面の雪景色に。日頃せっかちな私も雪道の運転には慎重になります。さて、今月登場して頂いたN調教師は師走生まれだからという訳ではないのでしょうが、私と同じかそれ以上にせっかち。でもお互いに忙しく飛び回って仕事ができるのは幸せですね。
こぼれ話をご覧下さい。
11/14 「写真館」&「お母さんたち」を更新しました
 2012年の「写真館」ができました。春夏秋冬を一挙にまとめてお楽しみ下さい。また、「外国生まれのお母さん」では新たに導入した繁殖牝馬をご紹介しています。
11/1 連載 "Best Luck" by 飯田正剛
〜最速100勝おめでとう〜
 牧場の周辺は紅葉がそろそろ見頃です。GTレースが続くこの季節は週替わりでヒーローあるいはヒロインが生まれます。二冠と最速100勝を同時に達成した須貝尚介調教師。天皇賞・秋でダービー馬を2年5ヶ月ぶりの勝利に導いた藤原英昭調教師。彼らが優勝の報告にとわざわざ時間を割いて牧場を訪れてくれるのは非常にありがたく、そこに至るまでのさまざまな秘話を聞けることは大変勉強になります。彼らとの会話に刺激を受けて、私もメラメラと紅葉のごとく燃えてきました。
我々も彼らに負けないように、GT馬を出したい!その一心です。
こぼれ話をご覧下さい。
10/1 連載 "Best Luck" by 飯田正剛
〜勝つまで買うよ〜
 誰にでも、人生の中で忘れられない一言、あるいは大きな力をもらった一言というのが、ひとつはあるのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、昨年の成績不振の中で、私とスタッフを奮起させたとあるオーナーの一言です。とても短い言葉ですが、溢れんばかりの応援の気持ちと、オーナーのお人柄を感じさせる粋な一言です。
すべてのオーナーへの感謝を、勝利という形でお返しできるよう、スタッフ一同頑張ってまいります。 こぼれ話をご覧下さい。
9/24 ワンツーステップ新馬勝!
 ワンツーステップ(牝 父スウェプトオーヴァーボード 母ビクトリーステップ)が新馬勝を挙げ、2歳世代7頭目の勝ち上がりとなりました(うち新馬勝3頭)。ここまで50戦で掲示板25回。来年の春を目指して、この秋デビューする馬たちも楽しみです。
9/2 好調2歳馬〜5頭目勝ち上がり
 千葉トレーニングセール出身ララガニエ(牡 父ケイムホーム 母サトノローズヒップ)が2歳5頭目の勝馬に。同馬は千葉セリでは主取りとなったものの、早々と6月にデビュー。新馬戦は僅差の2着に泣きましたが、人気に応えて3戦目で嬉しい初勝利となりました。8月の新潟で新馬勝したシーブリーズライフとは母同士が全きょうだい。スティールパス・トレンドハンター姉妹に続き、スターマイライフの血統がどのように広がっていくか、今後が楽しみです。
9/1 連載 "Best Luck" by 飯田正剛
〜スタッフの意識改革〜
 各地で新馬勝の次の目標「2歳重賞」の熱戦が繰り広げられています。ここまでの2歳戦、当場は4頭が勝ち上がり、まだまだ有望株が控えている状態。現3歳世代の低迷から、現在の2歳勢の好調へと転換できた理由は、スタッフの意識改革にあると思っています。一人一人がもっと磨きをかけ、意識を高めていけば、さらに上を目指せるはず。
こぼれ話をご覧下さい。
8/30 こぼれ話に「8/29 納涼 野球大会&焼き肉」を追加しました。
8/26-27は浦河でThanks Horse Days 開催
Thanks Horse Daysは障害者乗馬を中心とした「馬に感謝する日」のイベントです。成績を残せず、黙って厩舎を去っていく競走馬たちに対して、馬で生活させてもらっている自分たちができることは・・・という角居勝彦調教師の馬に対する真摯な取り組みが、人々の賛同を得て大きなイベントになりました。乗馬療法や乗馬のデモンストレーションの他、27日は角居師自身もトークショーに登場します。
Thanks Horse Days 8/26-27 浦河町乗馬公園
8/13 ご案内のページを更新しました
8/1 連載 "Best Luck" by 飯田正剛
〜更なる努力を〜
 牧場の繁忙期7月が無事終わりました。セレクト・セレクションセールでは合わせて25頭中、21頭が落札となり、お声掛け頂きました皆様に深く感謝申し上げます。ご購買頂いた馬たちが結果を出せるように、我々の勝負はこれからです。8月は当歳の離乳が進み、半ばを過ぎれば1歳馬の馴致が始まります。2歳馬も続々トレセンへ入厩、デビューします。まだまだ熱い夏が続きそうです。 こぼれ話をご覧下さい。
7/31 求人情報のページを更新しました
7/4 ビューチフルドリーマー系の記事
 雑誌・優駿に連載中の「ニッポンの基礎牝系」。7月号の第5回では、千代田ゆかりのワールドハヤブサへとつながる「ビューチフルドリーマー系1」が紹介されています。ぜひご覧下さい。
7/1 連載 "Best Luck" by 飯田正剛
〜夏競馬とセレクトセール〜
 7月はセレクトセールとセレクションセールの2つのセリがあります。この時期、北海道へお越しの方も多いことと思います。下見日を合わせて3日間行われるセレクトセールでは、雨に降られることも少なくありません。陽の差さない日は半袖だと肌寒く感じることもありますし、朝晩はなおさらですから、羽織るものをご用意下さい。カラッと気持ちのいい陽気の日は日焼けにご注意。事前の準備を万端にして、最高の良馬たちが一同に会するセリをぜひ楽しんで頂きたいと思います。 こぼれ話をご覧下さい。
6/27 ボクたちの主張
 当場からはセレクトセールに10頭の当歳が上場致しますが、うち3頭から「ぜひこのコーナーを!」と要望がありました。3頭いわく「これは絶対に見て欲しい」とのこと。ぜひご覧下さい。
ボクたちの主張

6/1 連載 "Best Luck" by 飯田正剛
〜待望のGI〜
 昨年の桜花賞をともに戦った2頭ホエールキャプチャとトレンドハンター。この春、ホーエルキャプチャ(桜花賞2着)はヴィクトリアマイルを勝って堂々のGI馬に、トレンドハンター(同3着)はエンパイアメーカーの仔を無事出産し、立派な母になりました。
 今週からいよいよ2歳戦が始まります。入厩した2歳は続々とゲート試験に受かり、育成スタッフともども来年こそはクラシックをと意気込んでいます。この世代からも、当場の将来を背負って立つ活躍馬が出てくれることを楽しみにしています。
こぼれ話をご覧下さい。

5/1 連載 "Best Luck" by 飯田正剛
〜チヨダマサコ〜
 GTレースが続く5月。その合間を縫って、来月からいよいよ始まる新馬戦に向けて、2歳馬たちが移動を始めています。14日には船橋競馬場で、千葉トレーニングセールが行われます。今月のコラムでは、当場から上場する6頭のうち一押しの1頭、エンドレスガール2010の祖母チヨダマサコを中心にお話しようと思います。 こぼれ話をご覧下さい。

4/20 レディジョアンの母Oatseeが
                  2011年の年度代表繁殖牝馬を受賞!
 当場繁殖牝馬レディジョアンの母Oatseeが2011年の米年度代表繁殖牝馬(Broodmare of the Year)に選ばれました。
 昨年、ShacklefordがプリークネスS(GI)に優勝し、レディジョアン(07年アラバマS-GI優勝)に次ぐ2頭目のGI勝馬、06年に重賞3勝を挙げたBaghdariaから3頭目の重賞勝馬となりました。Shacklefordはその後も秋のブリーダーズカップ・ダートマイルまで1年を通してGI戦線で安定した成績を残しました。今週末、現5歳のAfleeting LadyがGVへの出走を予定しており、4頭目の重賞ウィナーに期待がかかります。
 歴代の年度代表繁殖牝馬には、エンパイアメーカーの母Toussaud、ゼニヤッタの母Vertigineux、カジノドライヴの母Better Than Honourなどがいます。
4/8 土日で5勝(うち特別4勝)!
今週は土日で5勝と一気に勝ち星を伸ばし、生産者ランキングは5位に浮上。5勝のうち4つが特別戦で、どの馬もこの先もまだまだ期待できる走りを見せてくれました。
4/6 2歳JRAゲート試験合格第1号!
ヒラボクロマンス(牝 父アグネスデジタル、母ロマンスプレゼント)が先月29日のトレセン入厩後、1週間でゲート試験に合格しました。馬場入りしてから実質4日のスピード合格。2歳世代最初の入厩馬からの嬉しいお知らせでした。
4/1 連載 "Best Luck" by 飯田正剛
〜ドリームカムカム〜
 日本馬3頭が出走したドバイワールドカップ。負けたとはいえ、世界の強豪ばかりが集う最高峰のレースを走るのはすごいことです。深夜ずっとシリーズの中継を見ていましたが、わくわくすると同時に、これを「夢」と言っているだけではいけないと気が引き締まりました。
 さて、今月ご紹介するお母さん馬は「ドリームカムカム」。名前の由来は、特に大きな期待をかけてというわけでもなくて、音の響きでなんとなく・・・でしたが、競走馬時代も、母となった今も、ヒラボクインパクトを始めとする産駒とともに、牧場の夢を背負って頑張ってくれている1頭です。 こぼれ話をご覧下さい。

3/12 土曜は1日4勝
 先週土曜日は阪神メイン・ポラリスS(OP)のヒラボクワイルドをはじめ、1日4勝を挙げました。休養明けの馬たちの久々の勝利に涙するスタッフも。今年に入って2着は既に22回。これを勝利に変える流れを作りたいものです。
3/1 連載 "Best Luck" by 飯田正剛
〜スマイルトゥモロー〜
 3月。新規調教師、新人騎手たちがいよいよデビューを迎えます。精力的に挨拶回りをする彼らと接していると、刺激になることが多々あります。今の私があるのも、たくさんの方に育てて頂いたおかげ。早いものでもう若手を応援する側の世代になりましたが、彼らを応援しつつ、まだまだ私も彼らとともに成長していきたいと思います。
 スマイルトゥモローがオークスを勝ったのは勢司和浩調教師の開業2年目のことでした。当時の写真を見るとまだ初々しい彼の姿があります。
こぼれ話をご覧下さい。

2/1 連載 "Best Luck" by 飯田正剛
〜ピースオブワールド〜
 先月、2011年度のJRA賞が発表されました。ピースオブワールドが活躍し、最優秀2歳牝馬を受賞してから、早いものでもう10年です。今は繁殖として牧場で過ごしている彼女。当時の写真と比べると表情も大人になりました。牧場にいると1年1年が早くて、気づけばこの馬ももうこんな年齢かと思うことがあります。ピースオブワールドの母ビバムールはピースが受賞して間もなく、10歳の若さで亡くなりました。この馬もこんな年齢になったかと感慨深く思えるのは、その馬が無事に仔を出し続けてきてくれたということに他なりません。ありがたいことですね。
こぼれ話をご覧下さい。

1/1 謹賀新年 連載 "Best Luck" by 飯田正剛
〜力を合わせて、一、二の三!〜
 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
私をはじめ、スタッフ全員が無事に新年を迎えられましたことに感謝致します。
 競馬に限らず、レースというものにはゴールがあります。たとえ1cmでも前に出た方が勝ちです。私たちは昨年GIに手が届きませんでした。展開だとか、枠順だとか、いろいろ言われますけれども、詰まりそうで詰まらない差は結局は、私たちの1cmの積み重ねなのだと思います。「人が1cmでも前進すれば、馬は大きく飛ぶんだ!」とは今年86歳になる私の母・飯田政子の言葉です。私たちの牧場ではたくさんのスタッフが協力して競馬場に馬を送り出します。そのスタッフ一人一人が1cmずつでも前進するべく己を磨き続けること。そのような強い意識の下、今年も全員で仕事に取り組んで参りたいと思います。
こぼれ話をご覧下さい。
12/13  2012年出産予定
2012年出産予定の種牡馬別一覧をアップしました。
12/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜世界と戦う馬たち〜
毎年ジャパンカップには研修として何人かのスタッフを東京競馬場に出張させます。彼らにはパドックでじっくり馬を見てもらいました。米国のブリーダーズカップとセリの視察に行ったスタッフもそうですが、やはりレベルの高いものを見ると、その後の仕事に対する意識が違ってきます。また、競馬場で走り回る私の姿を見て、彼らなりに感じ入るものがあったようですし、私も彼らが真剣に馬を見つめる姿を見て嬉しく思いました。いくら良い馬を導入しても、扱う人間が育っていないと、良い馬は育ちません。今回は米国のセリとブリーダーズカップのお話です。
こぼれ話をご覧下さい。
11/18  2011年は当場繁殖牝馬のファミリーが大活躍
本年の米国賞金ランキング第1位にDrosselmeyer(スパークルジュエルの甥)、第2位に Shackleford(レディジョアンの半弟)がランクイン。レディジョアンの下はStephenoatsee(牡2)がデビュー2着、1着。Afleeting Lady(牝4)が今月3勝目を挙げており、この先も楽しみな血統です。
11/6  やりました!
今年はチャーチルダウンズ競馬場で行われたBreeders' Cup。当場繁殖牝馬スパークルジュエルの甥Drosselmeyer(父Distorted Humor)がメンバーの揃ったBreeders' Cup Classicを制覇!
さらに、当場繁殖牝馬レディジョアンの半弟Shackleford(父Forestry)がBreeders' Cup Dirt Mileで2着と健闘。どちらもよく頑張ってくれました!
11/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜2011年クラシックを終えて〜
一番人気に支持してくださった皆様の熱い応援に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。秋華賞は残念な結果になりましたが、これからも暖かい応援をよろしくお願い致します。
さて、負けた翌日の月曜日の千代田牧場は静かでした。皆さん気を使ってくださったのか、電話もかかってきません。でも翌週は月曜日から木曜日まで、たくさんのオーナーや調教師の方々が牧場を訪れて下さり、スタッフ一同大忙しでした。ありがとうございます。頑張らないと!
こぼれ話をご覧下さい。
10/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜キーンランド・セプテンバセール〜
キーンランド・セプテンバーセールは世界中からバイヤーが集まる大きなセリです。中でもBook1の上場馬は良血揃い、Book2や3にも興味深い馬がたくさんいます。一流のホースマンたちの馬の仕上げ方、見せ方は勉強になります。今年は馬の写真をたくさん撮りました。セリ名簿を見ながら後でゆっくり見直せますし、高額で落札された馬がどんな馬だったのかも見直せます。これはとても面白いし、勉強になります。ですが今回、一番勉強になったのは、池江泰郎・元調教師とご一緒させて頂いたことです。
こぼれ話をご覧下さい。
9/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜夏競馬といえば新馬戦〜
牧場から送り出した2歳馬の成績はもちろんですが、気になるのは種牡馬の成績。新種牡馬については特に注目しています。
毎年9月は米国キーンランドの1歳セリに行きます。新種牡馬の産駒を見るのが目的のひとつですが、今年はセリの中心である初日と2日目のラインナップの9割が、すでに成績を出している15頭ほどの種牡馬で占められており、ほとんどの新種牡馬は3日目以降の上場となっています。滞在期間の短い私にとってはそれが残念。当場からは
2日目にBernardini-Torocaの牡(Book1 Hip.130)、3日目にUnbridled’s Song-Romantic Romanceの牡(Book2 Hip.241)が上場します。
さて今回は、珍しく船橋でデビューした私の2歳馬にまつわるお話です。
こぼれ話をご覧下さい。
8/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜牧場で働こうフェア〜
夏休みを利用して馬産地を訪れる方も多いと思います。あいにく当場は伝染病予防のため、一般の方の見学受け入れは行っておりませんが、馬産地を訪れた方の中には、実際に牧場で働きたいと考えていらっしゃる方もいるかもしれませんね。今回はそんな方へのメッセージです。
こぼれ話をご覧下さい。
8/1 Shackleford ハスケル招待S(G1)は2着
当場繁殖牝馬レディジョアンの半弟Shacklefordが現地時間31日、モンマスパーク競馬場で行われたハスケル招待S(G1)に出走しました。1番人気も結果は惜しいクビ差の2着でしたが、三冠レースから常に安定した成績を挙げており、来月のトラヴァースS(G1)にも期待がかかります。
7/24 母グローバルピースの仔に期待
静内牧場で休養していたホエールキャプチャが24日、無事函館に入厩しました。秋はローズSから始動し、秋華賞、エリザベス女王杯へと向かう予定です。
また初仔ドリームセーリング(牡4)が松前特別(芝2600)を快勝。当場生産馬の父クロフネ×母父サンデーサイレンスの配合はこれまでに5頭がデビューして、うち4頭がGI出走。唯一GIに出走していないのが本馬ドリームセーリングでしたが、今後は天皇賞か!?有馬記念か!?長距離重賞戦線での活躍に期待がかかります。
7/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜撮影も私の仕事〜
いよいよ1歳・当歳のセリの季節がやってきました。皆様が馬を選ばれる基準は何でしょう?種牡馬の成績、母系の血統などいろいろな要素があると思いますが、やはり一番はその馬自身の馬体がいいことでしょう。それを皆様にお伝えするために大事な役割を果たすのが立ち姿の写真です。今回は馬の写真撮影のお話です。
こぼれ話をご覧下さい。
6/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜勝ちたかったオークス〜
オークスの前までは早朝から各紙を網羅していたのに、その後はすっかり新聞を開く意欲が低下。クラシック戦線もダービーが終わるとひとまず一段落ですね。ホエールキャプチャも牧場でのんびりしています。私はというと、相変わらず現場を走り回るのが好きで、朝からしっかり馬をチェックして回っています。
こぼれ話をご覧下さい。
5/27 ホエールキャプチャが帰ってきました
秋に向けて英気を養うため、ホエールキャプチャが北海道に帰ってきました。オークスは勝馬と同タイムながら3着。力量的には誰もが認める競馬をしてくれましたが、オーナーのためにもぜひ秋にはG1タイトルを獲って欲しいと思います。
こぼれ話をご覧下さい。
5/22 レディジョアンの半弟がプリークネスS優勝!
現地時間21日に米ピムリコ競馬場行われたクラシック第2戦プリークネスS(G1)は、当場繁殖牝馬レディジョアンの半弟Shackleford(父Forestry)がケンタッキーダービー馬Animal Kingdomを半馬身抑えて優勝!本馬は逃げ馬ですが、終始マークされる厳しい競馬になっても、直線で追い抜かせない気迫と勝負根性が姉レディジョアンにそっくりです。
5/8 レディジョアンの半弟がKYダービー4着
現地時間7日に米チャーチルダウンズ競馬場行われた三冠初戦ケンタッキーダービー(G1)で、当場繁殖牝馬レディジョアンの半弟Shackleford(父Forestry)が4着に入りました。前走フロリダダービー(G1)は2着。まだまだ成長の余地のある走りを見せており、今後も目が離せません。
5/6 2歳馬ゲート試験合格第1号!
入厩から実質4日!
29日に坂本勝美厩舎に入厩したシュガーアート2009(牡 父シンボリクリスエス)が、早くもゲート試験に合格しました!実はこの馬、オーナーから名前を付けてほしいと頼まれて「モッテルオトコ」で登録したのですが、その後オーナーが躊躇したため、現在、馬名変更申請中です。でも入厩から実質4日でゲート試験合格。やっぱり何か持ってます!
5/4  「写真館」を更新しました
せっかくの連休は雨模様ですが、放牧地には緑が広がり、いよいよ馬産地の風景がもっとも素敵な季節を迎えます。そこで遊ぶ当歳たちの無邪気な姿から、将来の有望株を探し出すのもまたひとつの楽しみですね。
写真館2011をご覧下さい。
5/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜桜花賞を振り返る〜
皐月賞が東京競馬場で行われ、先週から東京・京都・新潟の3場開催が始まりました。競馬に活気が戻り、ほっとしています。次はオークスですが、トレンドハンターのこともありますし、今月のコラムは桜花賞を振り返りました。
こぼれ話をご覧下さい。
4/22 お帰りなさい、トレンドハンター
桜花賞3着のトレンドハンターが牧場に戻ってきました。オークスを前に、牧場で再会することになったのは残念ですが、苦労させられた前肢の蹄はやはり当時のまま。これでよく走ってくれたなと、「おつかれさま」の声で迎えられました。また競馬場へ送り出す日までスタッフ一同頑張ります。ちなみに後ろにいるのは同期で期待の1頭だったクインテッサ(いまだ・・・で休養中)。だから競馬はわかりません・・・。
4/13 桜花賞 ご声援ありがとうございました。
10日に行われた桜花賞は、当場生産馬が2着、3着と健闘致しました。レース後はもちろん、レースリプレイをみる度に悔しさが込み上げるものの、出走できなかった馬たちのことを考えると、贅沢なことだなとしみじみ思います。4コーナーでの位置取りを見ると、2頭ともよく勝馬に迫ってたなと感心させられます。たくさんのオーナー、調教師の方々に「負けて強し」とのお言葉を頂き、まさしくそうだと思いました。改めて皆様に感謝申し上げます。
2頭とも来月22日のオークスを目指して頑張って参ります。次走もご声援の程よろしくお願い申し上げます。
4/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜Star My Life そんな1頭に出会いたい〜
 4月。いよいよ桜花賞、皐月賞とクラシックレースが始まります。震災により、日本全体が落ち着かない中、競馬が開催されるだけでもありがたいことなのに、今年の桜花賞には千代田牧場から2頭が出走します。ホエールキャプチャがクイーンCを勝ったときにも、私は各紙でその血統への思い入れについて触れてきました。今回登場するトレンドハンターの血統もそのひとつです。
こぼれ話をご覧下さい。
3/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜どうしたバサラ!頼むぞガンドッグ!〜
 1月のコラムでご紹介した「この馬で重賞を」のタイトル通りホエールキャプチャがクイーンCで期待に応えてくれました。またヒラボクインパクトもセントポーリア賞を勝ち、クラシックの舞台へ一歩前進。フェブラリーSではバーディバーディが池江先生の最後のG1に花を添えることはできませんでしたが、見せ場ありの3着と健闘し、悔いなしの結果だったと思います。レースを通して改めて多くのオーナーに支えられていることを実感しています。
 さて、フェブラリーSといえば過去にストロングブラッドが2回挑戦しました。地方交流も含め重賞4勝を挙げた同馬の村木篤オーナーも千代田牧場を支えて下さっている大切なオーナーです。
こぼれ話をご覧下さい。
2/20付スポニチ紙面より
 2/20付スポーツニッポン関東版フェブラリーSの紙面で当HPが紹介されました。今後も皆様に楽しんで頂けるHPを目指していきたいと思います。
2/18 こぼれ話更新
 2011年一回目はホエールキャプチャのクイーンC優勝祝い焼き肉!
こぼれ話をご覧下さい。
2/1  "Best Luck" by 飯田正剛
〜ダイワバーバリアンも春には復帰予定です〜
 今年の冬は雪が多くて難儀していらっしゃる方が多いのではないでしょうか。私が繁殖牝馬を置いている米国レキシントンも雪が多く、関係者からは「もううんざり」というメールも。でも、レースになれば寒さも吹っ飛びますね。先月はダイワジャンヌが2つの重賞に出走。手に汗を握りました。今月ご登場頂いた大城オーナーも喉が枯れる程、応援されたことと思います。
こぼれ話をご覧下さい。
1/31  1月は計7勝!うち6勝が3歳勢!
 おかげさまで2011年の出だしは好調。1月を7勝2着4回3着5回の成績で終えることができました。特にうち6勝が3歳勢。ここまで外車を含めて14頭が勝ち上がり、勝馬率は21.5%です。2月はいよいよホエールキャプチャが始動します。
1/1 謹賀新年 連載 "Best Luck" by 飯田正剛
〜この馬で重賞を、そしてクラシックを〜
 明けましておめでとうございます。おかげさまで、昨年は重賞5勝を挙げることができました。今年も成長を経てますます活躍してくれるだろう馬がたくさんおります。新年を迎えるにあたり、これほど嬉しいことはありません。また出産シーズンが始まり、2歳馬たちがデビューを迎え、セリの季節が過ぎ・・・と、おなじみのサイクルが始まりますが、「私たちは何のために仕事をしているのか」をつねに念頭に置きながら、スタッフともども、「オーナーの方々、ファンの皆様のために、牧場の私たちができること」を考え、精進して参りたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
 さて、私のコラムも3年目を迎えました。今回のテーマは「この馬で重賞を」。まずは、芦毛のヒロインとそのオーナーにご登場頂きました。このテーマをシリーズ化できたら、今年のコラムのネタも安泰なんだけどな。登場する馬に事欠かないぐらいになってみたい。ということで、今年も頑張ります。
こぼれ話をご覧下さい。

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